半夏生にはたこ焼きを食べよう!
2019.05.22
みなさんこんにちは^^!
日本の夏の“雑節”の一つ、“半夏生(はんげしょう)”。
“夏至”の日から数えて11日目にあたる日か、
もしくはその日から5日間のことをいいます。
毎年7月2日頃がこの半夏生にあたります。
近畿地方の一部地域では、
半夏生に“たこ”を食べる習慣があります。
でも、なぜ?半夏生にタコを食べるようになったのでしょうか?
これには農作物の豊作に対する願いが込められているようです。
この時期は雨が多くなるので、
雨量が多い分、畑の土も流されたりと影響を及ぼすことがあります。
農作物がタコの吸盤のようにしっかりと大地に根付きますようにという願いを込め、
またタコがこの時期旬であり精力をつけようという意味から、
半夏生にタコを食べる習慣が出来たということです。
タコは、たんぱく質、鉄分、亜鉛、ビタミンB2、ビタミンEなどの栄養素を含んでいます。
ビタミンB2は他の魚の2〜5倍多く含まれており、脂質や糖質の代謝を促します。
タコは魚介類の中でタウリンが多いことで知られています。
タウリンはコレストロール値を減少し、疲労回復や肝機能強化の効果があります。
また皮膚の新陳代謝を促すコラーゲンも含まれています。
その他、亜鉛やビタミンEも含まれているので、
動脈効果の予防、眼精疲労の緩和、視力の改善、精力アップなども期待出来ます。
またタコは、女性特有の悩みの、生理不順、貧血、目眩、頭痛などにも効果があります。
ただし、タコは消化に時間がかかります。
胃腸が弱い方などは食べ過ぎないようにしましょう。
脂質や糖分が少なく低カロリーなのでダイエットにはおすすめです。