土用のたこは、親にもくわすなって本当?
2019.08.06
みなさんこんにちは^^!
主に、関西では夏至(げし)から、
11日目の半夏生(はんげしょう)と呼ばれる初夏の時期に、
タコを食べる風習がります。
「秋ナスは嫁にも食わすな」ということわざで、
おいしいナスの旬を表した言葉がありますが、
それと同様に、「土用のタコは親にも食わすな」という、
ことわざがあるそうです。
嫁だけでなく、親にも食べさせたくないくらいおいしい、初夏のタコ。
輸入物は一年中出回っていますが、
日本古来のマダコについて、
少し知って、日常の中で季節の旬を楽しんでみましょう。
初夏の頃のタコが「親にも食わすな」と言われるくらいにおいしいのは、
タコの産卵期が関係しているとも言われていますが、
諸説があり、判明はしていません。
タコの産卵は、国産ダコが減少しているので、
なかなかなじみがない生態ですが、
春から秋にかけての、水温が25度くらいになる時期に、
マダコは産卵期を迎えるそうで、そのころの時期に身が柔らかく、
絶品な味わいになるそうで、やはり産卵がタコの味わいと官営しているように思われます。
ちょうど土用の時期ですが、タコにはタウリンや亜鉛が豊富に含まれています。
鰻だけでなく、夏バテ対策として、
また、季節を味わい日本の食文化を楽しむために、
積極的に食べていって欲しい食材です。