たこ焼きに欠かせないタコの生態とは?
2019.08.08
みなさんこんにちは^^!
日本人が大好きなタコ。
たこ焼き、たこめし、タコのお刺身も美味しくて、
海外ではあまり親しまれていないのが不思議なくらいです。
タコにはふつうの心臓がひとつ、エラ心臓がふたつ、
合計3つの心臓があります。
そしてその心臓から流れる血は青色。
軟体動物や節足動物の血は青かったんです。
脊椎動物の「ヘモグロビン」の代わりに「ヘモシアニン」が酸素を運び、
そのヘモシアニンは銅を含むので、銅が錆びて青くなるのと同じ原理で血が青くなるのです。
心臓が3つあって血が青いだけでも驚きなのに、
タコは敵から逃げる時に自分の腕を切り離すこともあるそうです。
逃げ足時速40キロ。
タコの腕は逃げるために切り離せば再生されるらしいのですが、
ストレスで自分の腕を食べた場合は再生されないのです。
そして再生された腕は分かれて2本に増えることもあります。
そうやって体が千切れて大動脈が傷ついてもタコは自分で止血できます。
タコには腕が6本、足が2本ありますが、
腕や足は脳が完全に制御しておらず半独立しているので、千切れても動きます。
またタコはカメレオンのように周囲の環境に擬態するカモフラージュが得意ですが、
体の色を変えてもタコ自身には色が見えません。
吸盤で触っただけで味がわかり、
ぐにゃぐにゃくねくねなのに伊勢海老やカモメまで食べちゃいます。