たこ焼きのルーツはラジオ焼き?
2018.09.08
みなさんこんにちは^^!
たこ焼きもお好み焼きも、
ルーツは同じとされています。
それがお好み焼きとは別の形で進化したのが、
たこ焼きだそうです。
たこ焼きが誕生する前、
大正時代に関西には、
小麦粉を水で溶いて焼いた、
ちょぼ焼きというのがあったそうです。
そのちょぼ焼きにコンニャクやネギ、
スジ肉などが入れられるようになると、
名前がラジオ焼きになりました。
この名前ですが、
当時はハイカラな食べ物だったので、
その頃の最先端の電化製品で、
高価だったラジオにあやかって、
ラジオ焼きと呼ばれるようになりました。
1935年(昭和10年)、
大阪にあります『会津屋』のご主人、
遠藤留吉さんが、ラジオ焼きを食べていた、
兵庫県明石のお客さんから、
“明石ではタコを入れて食べているよ”
と言われたそうです。
それを聞いて、
“タコに合うラジオ焼きの生地の研究”に取り組んだところ、
誕生したのがたこ焼きだったそうです。
ご主人の遠藤留吉さんが、
福島県の会津のご出身だったことから、
屋号が『会津屋』です。
明石にはたこ焼きに似ていますが、
たこ焼きよりも生地に卵とダシ汁を多く使っていて、
フワフワで柔らかな明石焼きがあります。
中にはタコが入っていて、
そのアツアツを冷めたダシ汁につけて頂きます。
ダシ汁につけて頂く明石焼きに、
ソース味のたこ焼き、
どちらも今や大人気ですね。