ズバリ!大阪と東京のたこ焼き!大きな違いとは?
2016.06.18
みなさんこんにちは^^!
大阪のソウルフードとして不動の人気のたこ焼きですが、
最近では大阪以外の場所でもお店を見かけるようになりましたね。
特に東京では、大阪でも人気の行列必至のお店が進出したりと、
大阪の味を食べられるお店も増えてきています。
しかしながら、元々根本的に異なる食文化をもつ大阪と東京。
たこ焼きでもやっぱり違いは出るようです。
大阪のたこ焼きと東京のたこ焼き、
大きな違いは生地にあります。
そもそも大阪はだし文化がとっても発達しています。
その原点は水です。大阪一円の水は軟水。
軟水は甘みがあり、どんなダシや素材にも合い、
「うまみ」を引き出すのに適しているといわれています。
大阪に昆布のダシが根付いたのも軟水だったから。
大阪の水は、昆布の中の水溶性うまみ成分であるグルタミン酸などを引き出し、
風味豊かに仕上げるために欠かせないものだったのです。
逆に硬水の場合、グルタミン酸と結びつくと灰汁になってしまい、おいしいダシになりません。
関東で昆布ダシが根付かなかったのは、硬水のところが多かったこと原因だといわれています。
昆布がダシの主役になるということも、大阪のおいしさの要因です。
美味しい出汁をふんだんに使い、
生地自体にしっかり味をつけるのが大阪のたこ焼きです。
市販のたこ焼き粉などの分量に「だし」の記載はあまりみかけませんが、
「水」を「だし汁」に変えるだけで、大阪のたこ焼き屋さんで食べるたこ焼きに近づきますので、
ご家庭でたこ焼きを焼く時には、ぜひやってみて下さいね。