タコの心臓と脳みその数がすごい!
2019.06.08
みなさんこんにちは^^!
実はタコには“心臓が3つ”あり、
それぞれに重要な役割をもっています。
ひとつはメインと言える「心臓」です。
人間の心臓と同じように、
全身に血液や酸素を送る役割をもちます。
残りのふたつは「鰓(えら)心臓」と呼ばれるもので、
左右の鰓にひとつずつ配置され、
鰓には血液を筋肉には酸素を送るための役割があるそうです。
しかし、同じ海の生物にも鰓はついているのに、
なぜタコには専属の心臓が必要なのか。
それはタコの体質に関係していました。
タコが一目散に姿を消す様子を、
テレビやダイビング中に見たことはありませんか?
タコの体はほとんど筋肉でできており、
猛スピードで泳ぐことが容易な海のアスリートです。
その筋肉を機敏に動かすには大量の酸素を必要とするため、
心臓が3つできたと言われています。
今度はタコの「脳ミソ」についてのお話しですが、
なんと9つもあるという衝撃的事実。
9つあるということで、
何となく想像がついている方もいるのではないでしょうか。
タコの脳ミソは本来の脳ミソひとつに加えて、
8本の足にもそれぞれ存在しているというのです。
足の脳ミソの正体は運動中枢の集まりで各足の根元に位置しているそうですが、
神経の集まりということで、とても小さいようです。
それにしても、大脳があるのになぜ各足にも脳ミソが存在しているのでしょうか。
胴体に位置する大脳は各足の脳に指令を出します。
すると、その後の動きや判断を各足それぞれでおこなうという見事な分担作業をしているというのです。