大人気のたこ焼きが出来るまでの歴史はご存知ですか?
2016.05.22
みなさんこんにちは^^!
すっかり大阪名物として
確固たる地位を築いているたこ焼きですが、
今回は大人気のたこ焼きが誕生するまでの歴史について、
お伝えしたいと思います。
たこ焼きの歴史を辿る前に、
たこ焼きの前身として二つほど
ご紹介しなければならないものがあります。
まず一つが「明石焼き」です。
明石焼きが食されるようになったのは、
江戸時代とも、明治時代とも言われますが、
中に入っているタコが、たこ焼きの成立に大きな影響を与えるのです。
二つ目が、「ラヂオ焼き」です。
聞きなれない名前ですが、
簡単に言うとたこ焼きのタコに代わりに、
牛スジ肉やコンニャクを煮たものを入れたものです。
また昭和8年に大阪で、福島県会津出身の遠藤留吉さんという方が、
明治・大正時代からあったコンニャクを入れたラヂオ焼きに
牛スジ肉入れて販売を始めたという説もあります。
そして、昭和10年。
遠藤さんはお客さんから、明石では肉ではなくタコを入れていると聞いて、
具にタコを使い、「たこ焼き」と命名して売り出したのです。
これが、たこ焼きの誕生物語とされます。
たこ焼きはまたたく間に人気を博し、
全国へと広がっていき、大阪の食文化を代表する食べ物となりました。
諸説ありますが、今ではすっかり大阪のソウルフードとして
大人気のたこ焼きが出来るまでの歴史についてでした。