似て非なる、イカとタコの違いって?
2019.09.04
みなさんこんにちは^^!
タコに似ている食材としてイカがありますね。
イカにもタウリンが含まれていて、
見た目の非常にタコに似ているため、
それぞれの違いについて気になりませんか?
実はイカとタコの栄養価はかなり似ていて、
足の本数や骨の有る無しという差を除いて、
ほとんど大きな差は無いと言われています。
しかし、イカはタコと異なり、
様々な種類のものが食べられていたり、
漁獲量が多かったりといった理由から、
年間を通して市場に並び、値段も安価で、
数々の料理法によって親しまれています。
タコもイカもビタミンやミネラルが豊富な食材です。
そして、たんぱく質が豊富で脂質の少ない、
ダイエットや美容、健康に効果的な食材です。
「猫がイカを食べると腰を抜かしてしまう」
このような噂を聞いたことはありませんか?
タコやイカは非常に栄養価の高い食材なのですが、
「チアミナーゼ」というが増えてしまうと、
体にとって害を及ぼしてしまうことがあります。
チアミナーゼとは、体内のビタミンB1を分解し代謝する性質を持つ酵素です。
体内のビタミンB1が少なくなると、
手足が怠いといった「疲労感」、肩こりや頭が重いといった症状が起きます。
酷くなると、手足の痺れといった症状に発展することもあります。
猫は小さな体に対して、多くの運動量が必要となるため、
ビタミンB1の必要量は人間の7倍ほどとも言われています。
人間は猫ほどの影響は受けませんが、
人間も夏バテの時にはビタミンB1が少なくなっていたりすることも多いので、
タコやイカなどのチアミナーゼには気をつけたいですね。