半夏生にはたこを食べる?
2019.04.30
みなさんこんにちは^^!
半夏生(はんげしょう)とは雑節の一つで、
夏至から数えて11日目にあたる7月2日頃のこと。
呼び名の由来には、
漢方薬に使われる半夏(サトイモ科のカラスビシャク)が、
生える頃だからという説があります。
またドクダミ科のハンゲショウという植物は、
この時期に花が咲くことから名付けられたという説もあります。
7月上旬といえば、梅雨も後半となる頃です。
農作物を育てる上でひとつの目安となる時期であるため、
各地では様々な行事や習慣があります。
そのひとつに、関西では豊作を祈ってタコを食べる習慣があります。
これは、作物がタコの足のように、
大地にしっかりと根を張ることを祈願する。
といった意味が込められているそうです。
タコには、アミノ酸の一種であるタウリンが豊富に含まれています。
蒸し暑さが強まり疲労が増してくるこの季節にタコを食べるのは、
栄養面からみても理にかなっているといえそうですね。
タウリンを豊富に含んだ栄養ドリンク もこの時期には良いかもですね。
また讃岐地方では、半夏生にうどんを食べる習慣があるのだとか。
7月2日は「タコの日」「うどんの日」とされているのは、
半夏生に関連してのことだったんですね。