たこはなぜあんなに弾力があるのでしょう?
2019.07.30
みなさんこんにちは^^!
たこ類は世界で250種、
日本でも50種以上が確認されています。
日本で最も多く食べられているのは「真だこ」です。
真だこは全長約60cm、体重2~3kgにもなり、
瀬戸内海の明石沖でとれるものは「明石だこ」と呼ばれます。
たこの一番の特徴は独特の歯応えです。
これはたこの筋繊維が持っている、
弾力性によるものといわれています。
たこは「低カロリー」「高たんぱく質」「低脂質」のヘルシーな食べ物で、
鉄、銅、亜鉛などのミネラルを多く含んでいます。
また、たこはタウリンも豊富で、
血圧の調節、コレステロールの排出、肝機能改善、
視力の維持などの機能性が注目されています。
最近の研究では、腸内環境を改善するということも報告されています。
たこは生、またはゆでて刺身や、
すし種として使うほか、酢の物、煮物、天ぷら、
焼き物などに用いられます。
調理の際には、火を通し過ぎるとかたくなるので、
強火でさっと加熱するか、
弱火でじっくりと長時間煮ると柔らかくなります。
これは、弱火で長時間煮ることにより、
筋繊維が部分的に切れることによるものと考えられています。