たこの足は何本?
2019.05.02
みなさんこんにちは^^!
タコといえば、
もちろん海に住んでいる、
誰もが知っている生物なんですが、
タコの足の数ってご存知ですか?
「ご存知もって、当然8本でしょ?」
と答える人が多いかもしれません。
マンガやアニメなどからの知識で、
タコの足=8本で当然という観念がついているからでしょう。
ところが、これがちょっと違うんですね。
タコは軟体動物門・八腕形上目・タコ目に属する動物です。
海に住む軟体動物で、岩礁・砂地で主に活動しています。
タコといえばやはりその見た目が特徴的ですよね。
ふにゃふにゃした柔らかい体は意外なことにそのほとんどが筋肉で、
強い力を出せることもできます。
タコの血の中には「ヘモシアニン」という色素があって、
その影響で血が青くなっています。
ただ、この色素は魚のもつ「ヘモグロビン」よりも酵素を運ぶ能力が低いので、
長い間の高速移動ができません。
さて、「タコの足問題」についてです。
タコの足といえば「8本!」と即答する人がほとんどでしょう。
タコには8本の吸盤がついている「触腕」があります。
普通は足と考えている人が多いのですが、
本当は「腕」なんです。
ちなみに、「腕として」使うのが6本、
「足として」使うのが2本と言われています。
まあ、結局は8本なんでそれほど違ったことでもないんですがね。
さらに、オスのタコの足(腕)のうちの1本は生殖器で、
足の先に生殖器がついています。
よく料理においてタコの足先は切ったほうがよいとされているのは、
タコの足先は細菌がたくさんあり、
綺麗に洗えないので切ってしまった方が都合がよいからです。