たこ焼きと明石焼きの違いとは?
2018.08.26
みなさんこんにちは^^!
明石焼き、たこ焼きと言えば、
それぞれ兵庫県と大阪府の名物ですよね。
どちらも丸く焼かれているものなので似ている印象はありませんか?
ですが、明石焼きとたこ焼きには結構違いがあるんですよ。
まさに似て非なるものと言えるでしょう。
1つ目は材料、つまり生地の違いです。
たこ焼きに使う生地は小麦粉です。
それに対して明石焼きは、
小麦粉とじん粉が生地に使われます。
この「じん粉」とは、小麦のデンプンを粉に精製したもので、
浮き粉とも言われています。
焼きあがってしまうとわからないですが、
生地からはっきりとした違いがあるんです。
最もわかりやすい違いの1つが、
具の違いなのではないでしょうか。
明石焼きの具はタコのみです。
言いかえると生地とタコだけなんです。
それに対し、たこ焼きはタコに加えて、
ネギ、紅ショウガなどのみじん切りが入ります。
具にタコを使っているという共通点はあるのものの、
その他の具はまったく違いますね。
1つめの材料の違いは、
明石焼きとたこ焼きの固さの違いに関係してきます。
じん粉はデンプン質なので明石焼きはふんわり、柔らかくと仕上がるのに対し、
たんぱく質が含まれる小麦粉は加熱すると固くなるので、
たこ焼きはしっかりした固さになります。
固さ、つまり食感にも違いがあるのがおわかりいただけると思います。
関西にお越しの際は、
ぜひ食べ比べてみてくださいね。