たこ焼きの歴史は?
2018.05.22
みなさんこんにちは!
「たこ焼き」を発明したのは、
「会津屋」の遠藤留吉氏ですが、
元は昔からあった「ちょぼ焼き」や、
「明石焼き」を参考にして生まれたものです。
明治時代に生まれたもんじゃ焼きからは、
後に持ち帰り用として、
少なめの水で固めに焼いた、
「どんどん焼き」が生まれました。
その「どんどん焼き」からは、
ソースで味付けした「一銭洋食」が生まれ、
その「一銭洋食」を食べやすく一口サイズに焼いたものが、
「ちょぼ焼き」といわれています。
昭和に入ってからは、
「たこ焼き」の祖先ともいえる「ラジオ焼き」が生まれ、
その「ラジオ焼き」の具となっていた、
こんにゃくなどの代わりに牛肉を入れた「肉焼き」を始めたのが、
「会津屋」の遠藤氏です。
しかし、牛肉をいれた「肉焼き」はイマイチの評判で、
当時店を出していた遠藤氏がタコを入れた、
「明石焼」の話を客から聞き、
具にタコと鶏卵を入れる様になったのが、
「たこ焼き」の誕生といわれています。
タコを入れた「たこ焼き」の評判は上々で、
瞬く間に大阪中に広がり、
次第に大阪以外でも屋台などで販売される様になりました。
現在では「たこ焼き」専門のチェーン店も全国展開されており、
身近に食べられる大阪発祥の郷土料理となりました。
大阪で人気のくれおーるのたこ焼きも、
東京でもお召上がりいただけますので、
ぜひ足を運んでくださいね。