たこ焼きと明石焼き。何が違う?
2018.04.24
みなさんこんにちは^^!
玉子焼きと聞いてどのようなことを想像されますか?
玉子焼きと聞くと、卵を牛乳で溶いたものに、
ダシを加えて作るダシ巻きの玉子焼きや、
砂糖を加えて作る甘い玉子焼き、
フライパンに油を引いたものを熱し、
卵を目玉焼きに焼くのを思い出される方もいるはずです。
面白いことに玉子焼きと呼ばれる食べ物の中には、
たこ焼きに形がよく似た『明石焼き』と呼ばれる食品があります。
兵庫県の明石では有名な明石焼きですが、
実はこの明石焼きは、たこ焼きとは形状は似ていてもお味は全くの別物です。
明石焼きとたこ焼きの違いとは、
どのようなことなのでしょうか?
たこ焼きは一般的に、
ベースになっている生地が小麦粉でできています。
それに対し明石焼きは、
小麦粉の中に含まれているデンプンの、
浮き粉と呼ばれるもので作られていることでフワフワの明石焼きができているのです。
たこ焼きの中には、タコ・ネギ・天かす・紅ショウガなどの、
タコ以外の食材が入って作られることもありますが、
明石焼きは、浮き粉・タコ・出し汁・卵が主な材料となっています。
たこ焼きは、たこ焼き器と呼ばれる鉄板で丸くなるように、
半円の中に生地を流し込み作られます。
一方、明石焼きは銅でできている専用の型で焼かれていることが多いのです。
たこ焼きは食べる前にお好みで、
マヨネーズやソース・青のり・鰹節を乗せて食べますが、
明石焼きは店舗にもより食べ方に違いがありますが、
お出汁に明石焼きを付けていただきます。
たこ焼きは明石焼きに比べるとしっかりした生地で作られていますが、
明石焼きはフワフワしながらも出し汁との相性が抜群で、
残ったお出汁には明石焼きのうまみ成分が詰まっている為、
お出汁も残さず飲む方はとても多いのです。
関西にお越しの際は、食べ比べてみてくださいね。