大阪のプロが焼いたたこ焼きはここが違う!
2016.06.30
みなさんこんにちは^^!
たこ焼きパーティーの流行などで、
ご家庭でもお手軽簡単にたこ焼きが楽しめますが、
やっぱりお店で買うプロが焼いたたこ焼きとは、
なんか違う。。
と思ったことはありませんか?
おいしいたこ焼きは、外は「カリッ」、中は「トロッ」という食感にあります。
プロの焼いたたこ焼きは、中に空洞があります。
多量の空気を含み、体積が大きいために、水に浮かぶほどです。
素人は、ひっくり返したあと、丸くしようと何度も触ってしまいます。
一方プロは、まず半分返して中の生地をドロッと出し、
そこが固まるのを待ってからさらに半回転します。
つまり、空洞を作ることを意識して、
わざと2段階に分けてひっくり返します。
さらに、1回目と2回目の返しの合間はほとんど触りません。
その結果、空洞が出来るのです。
プロのたこ焼きの内部は、空洞があることで蒸した状態となり、
素早く温度が上昇し100℃前後で安定します。
また、水分も十分に保たれます。
一方、素人の空洞のないたこ焼きは、
温度が上がりにくいばかりか、
多くの水分がたこ焼きの外に逃げてしまいます。
その結果、空洞のあるたこ焼き内部では効率よく糊化(こか)が起こり、
外側とは全く違うトロッという食感になります。
糊化とは、小麦粉に含まれるデンプンが水分と熱によって化学変化を起こし、
糊のような食感に変わることです。
これにより、外は「たこ焼き」で「カリッ」という食感に、
中は「たこ蒸し」で「トロッ」という食感になります。
2種類の調理法を巧みに使い分けることが、極上の食感を生み出す秘訣です。
次回たこパでは、ぜひご参考にして頂いて、
ご家庭でプロのたこ焼き!
試してみてくださいね。